ステンレス丸パイプ格子手摺を製作をさせて頂きました。
詳細写真
1、先ずは丸パイプを切断して、平らな厚板鋼板の上で角度部に捻じれなどが無いかを確認してます。ステンレス溶接接合部分では材料間に隙間があると、本付け溶接をした時点で予定ではない方向に曲がってしまいす。ピタッとした物で組立する必要があります。
2、切断した材料を微調整を行いながら仮組していきます。
3、製作する物には長さ、角度など、それぞれ違った形になります。それらを順番にジョイントで長くつなげます。
4、ジョイントする部分近くに溶接があると、溶接した部分に縮こまりが発生します。丸鋼を突っ込み外側に曲がり修正を行いました。下側にも同じ様な部分があるので修正しています。
5、写真はジョイト部分に仕込むサヤ管です。修正した後に精度の高いサヤ管を取り付けしています。2枚1組にした時にはスンナリと差込できます。
6、2枚1組の状態でジョイント回りの本付け溶接です。最終的には取り付けしやすい物作る事がとても大切だと思っています。笠木、横桟の他、足元では高低差を含め柱間の取り付け位置確認、調整なども行っています。完成後に塗装屋さんにて焼付塗装をして頂きました。