テーブルの脚の製作依頼を頂きました。※鉄の材料を使用
詳細写真
1,今回は寸法の入ったイメージ図を預かりしました。加工前にはイメージ図を基に製作図を作り、角度、長さ等を割り出し順番に作業を進めました。【※写真程の大きさの部品でも組立角度が0.5度~1度位い違ってくると下の方では結構違う幅になってしまうので注意しています。】 写真は切断した材料を組立しています。 下になる足元側に捨て材を取り付け熱による歪みを抑え溶接しました。 【※溶接の熱が完全に冷め切ってから捨て材は取り外しています。】
2,重ね合わせて確認中です。正確に出来上がりました。 【大きさは2種類、2個ずつです。】 【表面は角パイプの素材感を無くす為に特有であるビード線を削り落とし、更に、この角パイプには製造過程で付いた線がありましたので、それなりに目視で角パイプ全体をペーパーで削り落としています。焼付塗装しますので綺麗に仕上げる為の下ごしらえです。】
3,仮組と全体確認をして完成です。 【足元が床にピタリと付いていますが、後でアジャスターが取り付けられます。現場設置時には実際約10mmほど浮いて見えます。】 私達は『組立工』ですから正確に作る事に集中して力を注いでいます。完成した物をまじまじ見ていると、初めてその時点で、センス良くてカッコイイと思う事があります。今回もどちらの方がデザインしたのか分かりませんが、デザイナー様達は流石です!(笑)