ステンレス角パイプ30×90×3.0tを使用したR階段手摺の端部です。【R曲げした笠木と、直の柱をわずかにネジれた角度の位置でツナギ合わせています。最後に角を丸く加工しました。】製作時にはグラインダー使って、何度も削り合わせながら正確に位置出しをしています。機械では出来ない繊細な仕事です。神経を使いますが、出来上がると大変嬉しい気持ちになります。
【屋上笠木】ステンレス9.0tレーザー切断加工です。レーザー切断は平板を垂直方向にしか切断できません。この笠木はV字内側方向に向かって水勾配があるため、接合部分をグラインダーで斜めに削り合わせて勾配を調整していきます。厚物は溶接すると、その位置で動かなくなってしまうので、特に勾配を正確に合わせる必要があります。
製作後に色を付けて、現場に取り付けてある状況です。『外壁に雨水が垂れない様に内側に水勾配です。』